茨城に出かけた帰り道、ランチを食べる場所を探していたところ、偶然見つけた「道の駅 発酵の里こうざき」。千葉に発酵というイメージはありませんでしたが、神崎町の味噌や麹、甘酒といった地元の特産品や、全国から集めた発酵食品を取り扱っているそうです。お目当ての「レストラン オリゼ」は16時閉店で、道の駅に着いたのは15時過ぎ。ラストオーダーが15:30だったので、滑り込みセーフでした。
千葉・神崎町の「道の駅 発酵の里こうざき」
神崎I.C出口をおりて、国道356号線沿いすぐのところにある「道の駅 発酵の里こうざき」。2015年にオープンした施設で、新鮮な野菜を取り揃えた市場や発酵食品のレストラン、発酵専門店が並んでいます。建物自体もきれいで、クリーンな印象。土曜日の15時過ぎに訪れた際は駐車場も混んでおらず、道の駅自体が落ち着いている雰囲気でした。
道の駅のレストランといえば、当たり障りのない定番メニューが用意されていることが多いのですが、ここは「発酵の里」。せっかくなら発酵食品を使った食事を楽しみたいところです。
レストランでの食事提供のほかに、お弁当も用意されているそう。この日はラストオーダーギリギリの時間に到着したので、ひとまず急足でレストランへ向かいます。
発酵食品メニューが豊富な「レストラン オリゼ」
道の駅のレストランにあるメニューはだいたい10種類くらいかな…と思っていたところ、なんと「レストラン オリゼ」のメニュー数はお子様ランチを入れて23種類!訪問した時間帯が遅かったせいで売り切れのものも多くありましたが、それでも十分充実したラインナップです。
肉料理から麺料理、魚介に中華やカレーなど多種多様。
どれにしようか迷ってしまいそう…だけど、せっかくなら“発酵”っぽいものを。ということで、「甘麹入り麻婆豆腐定食」と「糀味噌で漬け込んだ トンテキ定食」をチョイスしました。食券で購入し、自分で席について呼び出しを待つスタイルです。
どうやら、麹を使用した単品メニューも用意されているみたい。この量ならテイクアウトして車で移動中に食べたり、家に持ち帰ったりするのも良さそうです。「塩麹ダレで食べるから揚げ」と「味噌麹タレの焼き鳥」を追加で購入しました。
レジ横には餃子や鯖、豚肉といった麹を使った冷凍食品が販売されています。
麹が効いた食事はどれも絶品!量もコスパも◎
店内は広々としていて、建物の天井も高く開放的な空間。夕方近い時間帯だったため、かなり人もまばらでした。食事が出来上がるとモニターに番号が表示され呼び出されるので、取りに行きましょう。
こちらが「甘麹入り麻婆豆腐定食」。カットされていない大きな豆腐がドーンとスキレットに入っているなんて、とてもおしゃれ。神崎町産の豆腐に、地元の味噌を使った特製ダレを合わせた、四川風麻婆豆腐。
見た目は辛そうに見えますが、思ったより辛さは控えめでした。味噌のコクが効いていて、これはこれで美味しい!白米が進む濃いめの味づけで、食べ応えも抜群です。
「糀味噌で漬け込んだ トンテキ定食」は、麹のおかげか豚肉がとっても柔らかくてジューシー。しっとりとしていて、噛むほどに旨味が感じられます。セットの納豆も豆自体が大ぶりで、豆の本来の味を堪能できました。発酵食品をたくさんとって、なんとなく健康的になったような気も…。
単品で購入したこちらも美味。特にから揚げは塩味のきいた塩麹ダレをつけて食べるのが、最高でした!「道の駅 発酵の里こうざき」のレストラン オリゼに訪れた際は、こちらのメニューもぜひお試しあれ。
住所:千葉県香取郡神崎町松崎855
営業時間:10:00〜16:00
公式サイト:https://www.hakkounosato.com/oryzae/