
お疲れ様です!たにやん(fa-twitter@taniyan_catlife)です(=゚ω゚)ノ
今回の「スコティッシュフォールドのための部屋作り」では、スコティッシュフォールドを飼う上での注意点だったりを私の経験と一緒にご説明させていただきます。
飼うときに気をつけることってなに?
スコティッシュフォールドを飼う上で気にかけてほしいことはまず先天的に持っている骨の疾患に対しての配慮をしてあげた部屋の環境作りをしてもらいたいことです。
スコティッシュフォールドは遺伝的に骨や関節に異常が出やすい猫種です。
特に発症しやすい部位が足に多いので、猫の身体(特に足への負担)への負担を考えてあげた環境作りをしてあげることが望ましいです。例えば、ご自宅の床が滑りやすいフローリングならカーペットなどを敷いてあげることによって、走ったり高いところから降りた際の身体への負担を減らすことができますし、滑りにくくなることによって転倒や怪我を未然に防ぐ効果があります。
最近の賃貸マンションやアパートは、上階からの騒音に関するトラブルが多いことから今はクッションフロア(フローリングに比べ柔らかい床材)を採用している物件が多いそうです。
もし、ご自宅の床がフローリングではなくクッションフロアの床なら、私の経験上はすぐにカーペットを敷いて環境作りをしてあげなくても、猫の過ごしている様子を観察してからでも良いと思います。
※私の飼っているスコティッシュフォールドは問題なく生活できています。
私の自宅も床はクッションフロアでした。フローリングよりクッションフロアのほうが滑りにくく、私自身が素足で歩いていても柔らかいので長い時間立っていたり、歩いていたりしていても足の裏が痛くなることは少なかったです。
猫たちの様子を見ていても滑ったりしている姿を見かけることはありませんでした。
室内飼いがおすすめ!
猫を飼うイメージとして、室内と屋外を行き来しているイメージを持ちませんか?私自身も猫に興味を持つ前まではそのようなイメージを持っていましたし、あの有名なアニメ出てくる白猫のタマちゃんのような過ごし方をさせてあげると思っていました(笑)
しかし、近年では住宅事情やライフスタイルの変化によって、猫の飼い方にも変化が出てきています。
一昔前は室内+屋外での飼い方から、今では室内のみでの飼い方をする方が増えてきています。
スコティッシュフォールドは、骨や関節の形成異常が起こりやすいので屋外で行動中の身体への負担も心配になりますし、病気や怪我の心配も出てきます。ですので、色々なことを考え、安全な室内での飼育をお薦めします。
運動させる時の注意点
上記でもご説明させていただきましたが、スコティッシュフォールドを飼う上で床だけでなく、他にも部屋の環境作りに注意点していただきたいことがあります。
例えば、猫は高いところが好きなのでキャットタワーは高さのある物を用意してあげたりとか、高いところに行けるようにしてあげようと思ってあげる方が多いのではないでしょうか?
他の運動量の多い猫種であれば、猫のことを考えてあげた理想的な環境作りだと思います。
しかし、スコティッシュフォールドを飼う上では上記の考えとは少し違ってきます。
スコティッシュフォールドは骨や関節に異常が起こりやすいので、高いところから降りた際の身体への負担を考えてあげる必要があります。
高いところに行かせない工夫をすることによって、万が一、高いところから飛び降りてしまった際に身体への負担や怪我を防止することができます。
もしキャットタワーを設置してあげるのであれば、お店で売られているキャットタワーの多くは猫が上下運動できるように設計されている物が多いので、高低差の少ない物で寝場所があったり麻ロープが多く巻かれていて爪とぎのできる場所が多いキャットタワーを選んであげるほうが良いです。
私の家に置いてあるキャットタワーはこのぐらいの高さの物を使っています。床にはクッション性の良いクッションパネルを敷いています。これなら好きな範囲で敷くことができますし、万が一汚れてしまっても部分洗いができるのでおすすめです。
遊んであげる時の注意点
スコティッシュフォールドは運動量が少ない猫種ですが、遊ぶのが大好きな子が多いんです。
飼い主と一緒に遊ぶことでスキンシップがとれて、お互いに楽しむことができます。とくに猫用のおもちゃの猫じゃらしを使って遊んであげると元気よく追いかけますし、その姿がとても可愛くて癒されます(笑)
しかし、スコティッシュフォールドは疲れていても遊びに夢中になってしまう子が多く、疲れたから遊びの途中で休むことを判断することが得意ではありません。
そのため、飼い主も遊びに夢中になり過ぎずに遊んであげながら猫の体力や様子をみながら遊んであげてください。
もし、遊んでる最中に息切れが多くなってきたり、辛そうな様子をしていたら遊ぶのを止めて休ませてあげましょう。
※子猫の場合は、体力の消耗によって体調を崩してしまったりしてしまうので特に注意が必要です。
遊んであげる時間の目安は、10分程遊んであげれば猫の体力を考えて十分だと思います。
そのぐらいの時間であれば、少し早起きすれば仕事の出勤前でも猫とのスキンシップができますし、猫に癒されてから1日がスタートできて良いですね!
うちにいる猫たちは、このおもちゃが大好きです。これで遊んであげると元気よく追いかけてます(笑)
まとめ
今回はスコティッシュフォールドを飼う上での様々な注意点をご説明させていただきました。みなさんが思っていたイメージと違う部分があったのではないでしょうか?
もしスコティッシュフォールドを飼いたいとお考えなら、上記の注意点を踏まえながら迎えるための準備だったり、部屋の環境作りを行ってあげると猫にとって過ごしやすい空間になるのでご参考にしてみてください。