アメリカンショートヘアってどんな猫?歴史や特徴をご紹介!

お疲れ様です!たにやんです(≧▽≦)

今回は可愛いルックスで知名度の高さから知らない人はいないのではないかと思わせる猫種。アメリカだけでなく、日本でもとても人気が高い猫ちゃんのアメリカンショートヘアを前回よりもう少し詳しくご説明していきます!

 

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アメリカンショートヘアの歴史

まずはアメリカンショートヘアの歴史についてお話していきます。

現在ではこの可愛いルックスで知名度が高く多くの方々に知られ、アメリカだけでなく日本でも人気の高いアメリカンショートヘアにはどんな歴史があるのでしょうか?

アメリカンショートヘアの祖先猫は、ブリティッシュショートヘアです。

ブリティッシュショートヘアがメイフラワー号で移民と一緒にアメリカに入国しました。

その時に入国してきたブリティッシュショートヘアたちが現在いるアメリカンショートヘアの土台となったといわれています。

その時はペットとしてではなく、育てている穀物などを守るためにネズミを退治させるために飼われ、ネズミ退治能力がとても優秀で多くの農家で飼われていたそうです。

時代と共にアメリカの農業が発展し、農業の大規模化によって穀物管理が変わっていったことによってネズミ退治として飼われていた猫の役目が減っていきました。

ネズミ退治の役目から愛好家の手によってクラシックタビーの美しさを残していこうと品種確立を目的に育種されることになっていきました。

1895年にアメリカで行われたキャットショーでデビューとなり、その時は1000ドルの値がつき、その翌年に行われたキャットショーでは2500ドルの値が付くなど人気が急上昇していきました。

CFA(アメリカに本部がある世界最大の愛猫団体)は、1906年のCFA創設時に登録していた5種の猫のうちの1つとして採用しましたが、その時にショートヘアと名前を付けられ、他の短毛の猫と一緒にされていました。その後に、愛好家たちによる交配が続けられたことによって改良されていき、1966年にアメリカンショートヘアと改名することができました。

日本にアメリカンショートヘアが来たのは1980年以降とされています。日本猫とは違う様々な魅力に日本でも愛好家が増えていき、1996年にはASCJ(アメリカンショートヘアクラブジャパン)がCFAに日本で初めて認可を受けたアメリカンショートヘアのブリードクラブになりました。

 

アメリカンショートヘアの特徴

アメリカンショートヘアは中型の体格が多い猫種です。筋肉がとてもよく発達しているので、様々な環境にも柔軟に適応して生きられる猫種でもあります。

また、被毛もびっしりとと生えているので、猫の苦手な雨や気温の寒い日にも身体が冷えにくく体温コントロールができるのも特徴です。

アメリカンショートヘアは、色々な猫種との交配によって生まれた猫種です。そのため、遺伝性疾患の病気の少ない猫種です。

アメリカンショートヘアの毛色は70種類を超えると言われており、様々な毛色を生み出す要因となりました。

身体がしっかりとしていて病気になりにくく、様々な毛色の多さと可愛らしい姿が人気の高い理由の1つとなっています。

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アメリカンショートヘアといえば!

アメリカンショートヘアといえば、渦巻きの模様が特徴的なシルバータビーが有名ですよね!

アメリカンショートヘアを思い浮かべたらシルバータビーを思い浮かべうる方が多いのではないでしょうか?

みなさんがご存知のタビー柄を始め、実はアメリカンショートヘアの中にはタビー柄のような模様の無いアメリカンショートヘアもいます。単色だったり2色や3色混ざっていたりと、一目ではアメリカンショートヘアに見えない毛色の子も沢山います。

2色に分かれた毛色(バイカラー)、2~3色混ざった毛色(トーティー)など、この毛色の多さもアメリカンショートヘアの特徴とも言えますね!

毛色の多いアメリカンショートヘアですので、知名度の高いものをいくつかご紹介します。

 

シルバータビー

上記でもご説明しましたが、アメリカンショートヘアといえばシルバータビーですよね!シルバークラシックタビーとも呼ばれていて、アメリカンショートヘアの中で最も知名度のある毛色です。

シルバー(灰色)の身体に黒色の渦巻き模様が描かれているのがシルバータビーの特徴です。

 

レッドタビー

レッドタビーはシルバータビーの色違いとイメージしてください。

白色の身体に赤茶色の渦巻き模様が描かれているのが特徴です。クラシカルタビーとも呼ばれていて、目の色が茶色の子のも特徴となっています。

 

パッチドタビー

タビー柄に縞模様(パッチ)が描かれているのがパッチタビーです。

独特な雰囲気の毛色が特徴で、シルバーパッチドタビーやブラウンパッチドタビーなど様々な毛色のパッチドタビーが存在します。

 

バイカラー

バイカラーは特に模様などがなく、白色や黒色などといった2色に分かれている毛色のことです。

身体全体の半分ほどが白色の毛色の割合が多く、日本猫と間違えてしまう人も多いそうです。

 

トーティー

トーティーは赤色系の色が混ざり、2~3色の毛色で構成されているのが特徴です。

日本猫で例えるならサビと呼ばれています。

ブラックトーティーやブルートーティーと呼ばれている毛色も存在します。

 

まとめ

みなさんいかがでしたか?今回はアメリカンショートヘアの歴史や特徴をご説明させていただきました。

アメリカンショートヘアの祖先猫があのブリティッシュショートヘアだと知っていた方は少ないんじゃなかったのではないでしょうか?もし家族や友人と猫の話になったときに、問題を出したりしてみると面白いかもしれませんよ!

それから、アメリカンショートヘアにはシルバータビーやレッドタビーの知名度の高い毛色の他にも多くの毛色が世界に存在しています。

今回ご説明させていただいた毛色はアメリカンショートヘアの様々な毛色の種類のほんの少しですので、興味を持っていただけたら調べてみてください。もしかしたら、自分好みの毛色をしたアメリカンショートヘアに出会えるかもしれませんね!

次回はアメリカンショートヘアの性格などをご説明します。

 

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