
こんにちは。たにやん(fa-twitter@taniyan_catlife)です。
今回のテーマはねこの爪切りです。
ねこを飼う上で、必要なお手入れの1つです。
人間と同じように時間が経つに連れて、ねこの爪も伸びてきます。
ねこの爪のお手入れを怠ってしまうと様々な悪い影響が出てきてしまいます。
それは、飼い主さんやねこ自身にもです。
ペットショップや動物病院に有料で爪をきってくれますが、爪を切る際のコツや注意点が分かってしまえば飼い主さん自身でも簡単にできてしまいます。
私もねこを飼い始めたときは自分でねこの爪を切るのが不安だったので、動物病院へ連れて行って切ってもらっていました。
動物病院の先生がねこの爪を切っている様子を観察していると、これなら自分でもできそうかな?と思うようになりました。
そこで、色々と動物病院の先生に質問してアドバイスをもらいました。
そのアドバイス通りにやってみると、ねこ初心者だった私でも問題なく簡単にできました。
私でもできたので、みなさんでもできると思います。
毎回爪切りのためにペットショップや動物病院へ連れて行くのもねこにとって少なからずストレスを感じさせてしまいますし、ご自宅から近ければいいですが、離れている場合だと飼い主さんの負担にもなってきてしまいます。
それに飼い主さんご自身でねこの爪を切れるようになれば、今まで爪切り代として使っていたお金を節約でき、そのお金をねこのために別の使い道に使えるようになります。
写真などを載せながらわかりやすくご説明しますので、ねこの爪切りにお悩みだったり困っている方は是非ご覧になってください。
目次
ねこの爪の切り方
ねこの爪切りは、初めは不安だったりすると思いますが慣れてしまえば簡単にできるようになります。
まずは、ねこの爪切りの方法やコツからご説明していきます。
爪切りに必要な物
ねこの爪を切るためには、爪を切るための道具を用意する必要があります。
必要な物はねこ用の爪切りです。
人間用の爪切りでも切れるかもしれませんが、人間用の爪切りとねこ用の爪切りでは形が違います。
ねこの爪に合わせた専用の設計になっています。
ねこ用の爪切りの値段もそこまで高い物ではなく、1度購入してしまえば、しばらくは使えますので操作性や万が一のことを考えて、ねこ用の爪切りを用意しましょう。
ねこ用の爪切りってどんな物がある?
ねこ用の爪切りは様々な物が存在します。
ペットショップだけでなく、ホームセンターなどでも数多くの種類の物が商品棚に陳列され販売されています。
爪切りの大きさや形の違い、デザインや色の違いなど様々です。
飼い主さんによって手の大きさが変わってくるので、自分の手のサイズに合いそうで操作性の良さそうな物を選びましょう。
ねこの爪を切るときのコツは?
準備が整ったら、いよいよねこの爪切りですね。
まずは、飼い主さんが冷静になってリラックスすることです。
初めてねこの爪を切るとなると、今までに経験がないので不安になってしまうと思います。
しかし、そのような状態で行ってしまうとねこにも不安を感じさせてしまい、思わぬアクシデントが発生してしまうかもしれません。
そのような事態を未然に防ぐためにも、まずは飼い主さんがリラックスして、ねこにも普段通りに優しく名前を呼んであげながら撫でるなどしてリラックスさせてあげましょう。
それから、最後まで全部の爪を切らせてくれる子もいれば、爪を切っている途中で嫌になってしまったのか逃げようとする子もいます。
爪を切り始めたのだから全部の爪を切ってしまいたいという気持ちは分かりますが、そこで無理矢理に行ってしまうと逆効果になってしまいます。
そのことがきっかけでねこ自身が爪切りを嫌がってしまうようになってしまう結果にもなりますので、嫌がっているときは一旦中断してタイミングを見計らって爪切りを再開した方が良いです。
爪を切るときはねこをどんな体勢にすればいい?
爪を切るときのねこの体制は、ねこによって変わってきてしまいます。
私の飼っているねこでも数匹いますが、それぞれで爪をきる際の体勢は異なります。
抱っこしながら爪を切る子もいれば、床に寝かせて切る子もいます。
自分のねこがどの体勢なら大人しくしてくれているかを観察して、飼い主さんが1番切りやすい体勢で爪切りを行いましょう。
ねこの爪を切るときの注意点
ねこの爪を切るときには注意点があります。
それを知らないで爪を切ってしまうと大変なことになってしまうのでご説明します。
爪を深く切るのはNG
ねこの爪を深くまで切ってはいけません。
その理由は、ねこの爪の根本の方には血管があるからです。
そのことを知らずに切ってしまうと爪だけでなく血管まで切ってしまうことになってしまいます、
もちろん血管を切ってしまうので切った部分から出血をしてしまいます。
切ってしまった血管の場所によって、出血量が変わってきます。
少量ですぐに出血が止まる場合もあれば、最悪の場合は大量に出血してしまい、すぐに動物病院へ連れていき処置をしてもらわなくてはいけない状態になってしまう場合もあります。
ねこによって爪の血管が見えやすい子と爪の血管が見えにくい子がいます。
初めは自信がないと思いますので、爪の先端の尖っている部分を切るなどして、ねこの爪切りに飼い主さんが慣れる練習を心掛けましょう。
爪のどの辺りを切ればいい?
ねこの爪のどの辺りを切ればいいか、文章だけではわかりにくいですよね?
私の飼っているねこの爪を撮影しましたので、写真を載せながらご説明します。
では早速ですが、下の写真をご覧になってください。
この写真は私の飼っているブリティッシュショートヘアの爪を撮った写真です。
どこの辺りがねこの爪の血管かわかりますか?
黄色い丸を描いてある部分がねこの爪の血管になります。
この部分を爪切りの際に切ってしまうと切断箇所からの出血の原因になってしまうので、赤く点線を描いてある部分を切りましょう。
切った後の写真です。
爪の血管の部分から少し離した部分を切っておけば、万が一に切る瞬間に手が動いてしまっても、血管を切ってしまう事故を防ぐことができます。
他のねこの爪の写真も撮ったのでご覧になってください。
これは私の飼っているオリエンタルショートヘアの爪の写真です。
この子の場合は、黄色い丸の部分が爪の血管部分です。
初めの不安な時は、青い点線部分ぐらいまでで爪を切るのを止めておき、飼い主さんがねこの爪を切ることになれてきたら、赤い点線まできるようにするなどして徐々にステップアップしていきましょう。
ねこによっても変わってくる⁉
先ほどのブリティッシュショートヘアとオリエンタルショートヘア、この2匹の爪をご覧になってください。
見比べてもらうとわかりますが、それぞれで爪の太さや形、爪の透明度から爪の血管の見えやすさまで違っています。
爪の太いねこだと、爪の細いねこよりも力を入れて切らなくてはいけませんし、爪の血管の見えにくい場合は血管を誤って切ってしまわないように、特に注意をしながら行わなくていけません。
飼っているねこの爪がどのような感じか観察してみてください。
まとめ
最後までご覧になっていただきありがとうございます。
冒頭でもお話しましたが、初めは不安があっても、コツや注意点がわかってしまえば以外にも簡単にねこの爪を切れてしまうんです。
ご説明したとおりにやっていただければすぐに上達できますし、みなさんのねこの爪切りに対しての不安や悩みの解決なれたなら幸いです。
無理のない程度に是非ねこの爪切りをチャレンジしてみてください。