
みなさん、こんにちは。たにやん(fa-twitter@taniyan_catlife)です。
犬と違ってねこをシャワーなどで洗うイメージはないですよね?
ではねこの場合どうやって洗うの?と疑問を感じる方も多いと思います。
そなような疑問を解決するために、今回はねこちゃんのお手入れ方法についてご説明していきます。
目次
ねこの被毛は洗わなくてもよいの?
実は犬のように私たちがシャワーなどで洗わなくても大丈夫なんです!
ねこは潔癖な子が多く、ねこが自分で自分のことをお手入れしているのです。
みなさんは、道端にいるねこやペットショップにいる子がねこが自分の被毛を舐めている姿を見たことがありますか?
たまに他のねこ同士で舐め合っていたりして、そんな可愛い姿を見かけることができると癒されますよね。
あの行動はねこ同士の触れ合いだけでなく、身体をお手入れしている、もしくはお手入れをしてもらっている最中の行動なんです。
洗わないと臭くならない?
身近で飼われている犬はシャンプーなどするのに、ねこは洗わないのなら臭くならない?って疑問に思いますよね。
私自身も飼い始めたときは疑問でした。
私がねこを飼い始めて数日そして数か月と経っても全然臭くならなかったです。
その理由として上記のことも理由の1つですが、他にもあるんです。
それは、ねこは身体からほとんど汗がほとんど出ないことでした。
じゃあねこは汗が出ないの?って疑問になりますが、ねこもちゃんと出ます。
その場所はねこの足裏です。
足裏以外からほとんど汗が出ないので、身体が臭くなりにくいのです。
やっぱり気になるから、ねこを洗いたい・・・
臭いがしていなくても、汚れが気になる・・・そう思われる方も多いですよね。
しかし、多くのねこは湯舟が嫌いなので無理やり湯舟に入れたりシャワーなどをしたら、ねこが怒ってしまったりショックを受けてしまいます。
最悪の場合、そのショックが原因で体調がおかしくなってしまう子も・・・
それから暴れてしまう場合もあるので、ねこ自身が怪我をしてしまうだけでなく、飼い主さんまで怪我をしてしまう場合があります。
当時の私は無知で、今まで実家で犬を飼っていたので、犬と同じ感覚でやってしまい私が怪我をしてしまっただけでなく、私が飼っているねこにも嫌な思いをさせてしまいました。
今後のねことの共同生活でお互いに対しての安心や信頼が崩れてしまうのは避けたいので、ねこが嫌がっている様子なら止めましょう。
湯舟やシャワー以外ってなにがある?
他の方法としては、1番手軽に身近にある物を使ってやるなら、タオルを使うのがいいです。
綺麗で清潔なタオルを温かいお湯で濯いでから、その後にしっかりと搾りタオルが吸収した水分を出してください。
そのタオルを使い、ねこの身体を拭いていく方法です。
この時は大雑把に行わずにねことのスキンシップをとりながら、リラックスさせてあげながら拭いてあげるとやりやすいですよ。
ここでのポイントはまず冷水でやってしまうと、水が冷たいためタオルまで冷たくなってしまいます。
その冷たくなったタオルで拭いてしまうとねこの身体が冷えてしまい、体調が悪くなってしまう原因になってしまいます。
それから、みなさんもお気付きかもしれませんが、日常の掃除で汚れを落としたい時は冷水よりお湯、もしくはぬるま湯の方が汚れが落ちやすいですよね?
ですので、この2つの理由から冷水ではなく、お湯もしくはぬるま湯をご紹介しています。
あとは、タオルの水分はしっかり出してから拭いてあげてください。
そうでないと、ねこの被毛までびしょびしょになってしまいます。
被毛の乾きが遅くなってしまうだけでなく、濡れた被毛が原因でねこの身体が冷えてしまい体調が悪くなってしまう原因となります。
他の方法としては、お店にペットの身体を洗うボディペーパーが売っています。
イメージ的には私たちが使っているようなボディペーパーの感じです。
こちらだと蓋を開けて取り出せばすぐに使える事と、無香料から香り付きまで売っているので、気になる方はそちらも検討してみてもいいかもしれませんね。
ねこがすごく汚れちゃっている時は・・・
何かのアクシデントでねこがとても汚れてしまって拭いてもなかなか落ちない・・・
このような場合になってしまったら、仕方ないですが湯舟やシャワーで洗うのも考えないといけなくなってきてしまいます。
なるべく避けたいですが、もしこのような場合になってしまった時のために、念のためご説明しておきます。
まず、湯舟に入れるかシャワーで洗うかの選択ですが、私は湯舟をおすすめします。
ねこは普段の生活でシャワーの水に見慣れていないのと、シャワーから出る水の音でビックリしたり怖がってしまいます。
私は普段、ねこが洗面所や浴室に入らないようにしているので、ねこにとっては知らない場所へ連れていかれるという不安や恐怖心があります。
そのような状態で急にシャワーの聞きなれない大きい音が聞こえたせいでびっくりして暴れて逃げようとしてしまいました。
私の経験を踏まえると、ねこの刺激になるシャワーは避けた方がいいです。
それから少し時間がかかってしまいますが、浴室に連れてったらすぐに洗うのではなく、ねこを落ち着かせてあげながら浴室の空間に慣れさせてあげましょう。
洗う前の事前準備
いざねこを洗う前に事前にやっておいた方がいい事前準備をご説明します。
ペット用のシャンプーを買っておこう!
動物病院やペットショップ、最近ではドラッグストアでも動物用のシャンプーが売っているので、必需品ではないですがせっかく洗うなら汚れ落ちも良くなるので用意しましょう。
浴室の掃除・片付け
実は浴室にはねこにとって危ない物がたくさんあり、危険な場所なのです。
例をあげるなら、私たちが普段使っているシャンプーや石鹸です。
これらの物はねこにとって毒性の高い物になるので、ねこを浴室に入れる時だけ高いところに移動するか浴室の外にだしておきましょう。
それから、浴室内の床や壁などに人間が身体などを洗った後にしっかりとシャンプーや石鹸が流れていない場合がありますので、念のため浴室内や湯舟を掃除をしておきましょう。
湯舟に溜めるお湯の量は少なめに!
私たちが普段入っている量までお湯を入れる必要はありません。
ねこの身体は小さいので、そこまでの大量のお湯を使わないのと、万が一洗っている最中に暴れてしまったり手を滑らせてしまった際に湯舟の中のお湯が深いと落ちた際に溺れてしまいます。
このような事故を避けるためにもお湯の量は少なめで、ねこの脚の付け根ぐらいまでの深さにするのがいいでしょう。
それから溜めるのはぬるま湯が良いです。
意外な盲点
実はみなさんが洗う前に気付けずに、洗い終わった後にやっておけばよかった・・・となることがありますのでご説明しますね。
被毛の処理
被毛の処理を事前にしておくことです。
この被毛処理(ブラッシング)をしておくことによって無駄な被毛の処理を行うことができるので、効率良く洗うことができます。
それから、洗い終わったに洗っている時に抜けた被毛が湯舟のお湯の中に滞留しています。
そのまま水栓を抜いてしまうと、被毛によって配管の詰まりの原因になってしまうので、ゴミ取りネットなどを使って取り除く作業を行うのですが、この時の被毛の取り除きが事前に被毛処理をしているのとしていないのでは大きな手間の差がでるのでやっておいたほうがいいでしょう。
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爪を切る
私たちにとってもねこにとっても、ねこの身体を洗うことが初めての時は大人しく洗わせてくれるかわからないですよね?
大人しくしていて、すんなりと洗わせてくれる子もいれば、怖がってしまう子だったり逃げたくて暴れてしまう子もいます。
私の飼っている1匹が怖がりなので、急に暴れて逃げようとしてしまいました。
そうなってしまったら急な出来事なので、ねこの動きが予測できません。
その時にねこの爪が当たってしまい怪我をしてしまうかもしれません。
飼い主さんもねこもお互いに嫌な思いはしたくないと思うので、事前に爪を切り思いがけない怪我を未然に防ぎましょう。
洗っている最中の注意点
ねこにとって初めての体験ですし水を怖がってしまう子が多いので、リラックスさせてあげながら安心させてあげるように心掛けましょう。
それから洗っている最中にお湯がねこの目に当たってしまったり、口腔内や鼻腔・耳道に侵入しないように気を付けてください。
もしシャンプーなどを使った場合には、洗った後にねこの身体に残らないようにしっかりと流してあげてくださいね。
洗い終わった後にすること
洗い終わったら、乾いたタオルで濡れた身体を拭いて水分を取ってください。
この時に大サイズのタオルを使えば水分を1度に吸収できる範囲が広がるので、拭き取り効率があがります。
ねこも慣れない体験に頑張ったのですから、拭きながらねこの名前を優しく呼んであげたり、褒めたりしてあげながら作業するのが良いですよ。
もし温風機を怖がらないねこであれば、これらも用いるのも効率的です。
まとめ
みなさん、最後までお読みいただきありがとうございます。
みなさんの疑問解決やお力になれましたでしょうか?
とくに湯舟に入れて洗う内容の部分は私も以前は悩んだり失敗したりと、私が初めに経験したことやそこから学べたことを書いていますので、是非今後の参考にしていただければと思います。